大まかな流れ
会社設立の手続きに関しては、会社の種類によってその手続が違っておりますが、流れとしては簡単にまとめますと、先ずは会社の組織や形態を決めることから始まります。その次に会社の資本をどう確保するか。そしてどんな内容で登記するか、といった感じで決めていきます。手続きとしては最も最初に決めなければならないのは、会社の名前です。商号とも言いますが、一度決めたら後からの変更には手続きが必要ですので、時代に即することも大切ですが、長く愛着を持てる会社名を決めましょう。すでに似た名前の会社(類似商号と言います)があっても設立は可能ですが、紛らわしいですし後々問題にならないようにするためにも、事前に類似商号が無いかどうかの確認をしておいた方が良いでしょう。名前が決まったらその次は業務の目的です。何をする会社なのかを明確にする必要があります。名前、目的が決まったら所在となる住所も決めなければなりません。一人で起業される方のなかにはご自宅にする方もいらっしゃいますが、登記に乗る会社の住所は他人が調べたらわかりますので、昨今のセキュリティ事情を考えますと自宅とは別に住所を設けた方が安全とも言えます。ここまで来たら、次に用意するのは会社の印鑑と印鑑証明です。これはこの先度々必要になってきます。そしてこれまでに決めた名前や目的、住所などを基に、定款を作成しなければなりません。この定款がちょっとやっかいですが、出来てしまえばこっちのものです。定款は会社をこのように運営しますよ、というルールブックになりますので、重要なものとなります。そして公証人役場で認証を受けると、ようやく法的な効力を持つ定款となります。定款を作った後は、出資金を会社設立を企画する個人の口座に振り込みます。そして登記するための申請書と各種書類を作成し、揃ったら法務局に申請をします。会社の設立日は登記をしたその日になりますので、良い日や覚えやすい日などの特徴があった方が楽しいかもしれません。登記が終われば、後は税務署や社会保険事務所などに届出を出して、手続きとしては法的なものは終了となります。